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    1951 Vintage Hamilton Gary 2Tone-Dial 17Jewels

    ¥26170(税込)

    /¥45070(税抜き)

    販売単位:1本

    お申込番号:L2835469469 /型番: /JANコード: /アズワン/ナビス品番:


    お申込番号 L2835469469
    型番
    JANコード
    販売単位 1本
    価格 ¥26170(税込) /¥45070(税抜き)

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    1951 Vintage Hamilton Gary 2Tone-Dial 17Jewels


    DESCRIPTION

    1951年発表のハミルトン "Gary" (ゲイリー)です。

    掲載写真内にあるアドバタイジングと総合カタログの切り抜き(上)は、共に1951年のものです。

    ハミルトンのヴィンテージは大変人気があり今日状態の良いものが多く残っていますが、それを探したり入手したりしようとするとそう簡単ではありません。
    価値が下がらない、コアなハミルトンファンであればあるほど思い知らされてきたことかと思います。
    私も随分そういう経験をしました。
    あの時入手しておけば、と後になって、それも古い話でとうの昔に記憶から消えていてもおかしくないこといが、ふと何気ない一瞬の、例えば車で移動している時などですが、チラっと頭に浮かんで自分で思わずビックリしてしまうような、そんな一瞬がおきてくるわけです。大事なことをよく忘れるのに。
    時計が欲しいわけではありません。あのハミルトンが欲しかった。新品なら何時でも何処でも入手可能です。
    しかし私が欲しいヴィンテージは出会いが全て、出会わずして恋におちることな無し。
    その数少ない一瞬のトキメキを、それが譬え不出来で感度不良な私のアタマであったとしても、脳はその所有者の意思に関わらず無断でどこかにストックしておいてくれたのかも知れませ。
    お節介にも?、はたまた親切心?、それとも憐れみ?
    いずれにせよ出会いも多く感度抜群な方は大変ですね、始終悩まされる。
    それでもトキメキは無いよりあったほうが断然よい。
    何ものにもかえ難い美しいものがあるとすれば、それは少年のような心を持ち続けることではないかと思うが故です。
    勿論、人との素敵な出会いに対して。
    それと・・・・、ちょっとだけヴィンテージハミルトンに対しても。

    ケースは10金張りのスクエアな台座フォルム。
    そしてその台座はハミルトンの説明によれば、サイドに末広がりなテーパータイプ。
    正面から見ればエッを効かせたシャープさがあり、角度を少しずらすとサイドにグラマーなボリュームを感じる円やかさが顔をだします。
    非常に工夫されたデザインで、ラグの直線的且つ鋭角にスラントする形状と合わせ、当時他にない意欲的なスタイルを提案したかったのでしょう。
    ケースコンディションや金張りの状態はわりと良く、ゴールドにくすみを一切感じません。
    ケースバックも金張り。イニシャルがあります。
    発表からじき65年を迎えんとする往時の姿を偲ばせる、では足らず、確認させてくれるくらいのキープ力があるかと思います。

    文字盤はバトラー仕上げの2トーンダイアル。
    ハミルトンカタログによれば、シルバーダイアル。
    しかし色は微妙です。
    掲載写真の一番上と2番目の写真をよくご覧になってください。
    2トーンの中と外で色目が180度くらい変わっているのがお解りでしょうか。
    光線とその色温度の加減でシルバーであったりクレーであったり、またサンドアイボリーのような茶系の色も顔をだします。
    非常に表情が豊か。
    わずかに文字盤の経年変化とそれに伴うヨゴレが出ていますが、細かくルーペで覗かない限り腕に着けた目視で目立つ印象はあまりないかと思います。
    因みに文字盤マーカーは18金が使用されています。
    文字盤についてモう一点。
    時計の文字盤は視認性第一。一瞬で時間読みができるようバランスを基本とします。
    上下左右のシンメトリーが守られているのは当然として、時間マーカーの配置には全体のバランスを考慮し適正な位置とサイズが計られています、一般的には。
    しかしながらハミルトンでは・・・?
    掲載写真の一番上と2番目の写真を再度よくご覧になってください。
    少しズレているように感じませんか、全体のバランスが。
    アプライドの時間マーカーのアラビア数字が、何故か端のほうに追いやられています、かなり窮屈にそうに。
    特に、2、4、8、10、の横列数字は端すぎ、窓際と、言ってよいくらいの可哀想さ。
    そして2トーンのインナートラックは、まるで何かが描かれる前のイーゼルに載ったキャンバスのような存在に私の目に映ります。
    これから誰かが筆を落とすのか、それともこのまま無題で額に入れられてしまうのか。
    この時計は1950年初期に作られています。
    もう当然ハミルトン社の中にはそれ専業のデザインチームがあり、それ専門の職業デザイナーを抱えていたはずです。
    実際製品になった現物でもそうですから、スケッチ段階ではより、キャンバスになり過ぎている、間延し過ぎている、そういう印象を与えた絵になっていたことは想像に難しくありません。
    それを通してしまった、デザインチームが。

    これをハミルトン文字盤と呼びます。
    1940年代から60年代までのハミルトンが好んで使い、ビンテージハミルトンではアイコン的要素になっています。
    敢えてちょっとバランスを崩し一見ファニーな印象を持たせ、そのバランスの妙さから誰が見てもすぐハミルトンと見分けがついてしまう。
    ハミルトン独特です。他の米国メーカーは真似しなかった。
    バランスの妙はありますがシンメトリーはズレていない。視認性に問題はなし。
    一見ファニーではあっても、過ぎていない。
    見慣れてくると、私などはむしろ上品に感じてしまうのでファン心理とは不思議なものです。
    また、間延びしているように見えたダイアルも、逆に緊張感の賜物のように見えだすと普通(ベストバランス)のものでは物足りなく思えてしまう。
    そしてこのをハミルトン文字盤にはこちらのゲイリーのような2トーンのものもあればそうでないものもあります。
    また、角型時計もあれはラウンドにもこの文字盤は使用されていました。
    個人的好みを言えば、2トーンは極めて唯我。面白いし素敵だと感じます。
    こちらのゲイリーも見慣れれば見慣れるほど感心するし、いつも新鮮さを覚えます。

    ムーブメントは17石のグレード747。
    全面にストライプを施した仕上げの美しい手巻き式。
    おおよその日差は平置きでは90秒内。
    サービスはしていませんが、現在快調です。
    日常的にご利用するのであれば、いずれサービスをご検討ください。
    ビンテージ時計にはサービスが必要です。

    サイズ 26mm x 37mm (リューズ除く)

    1951年当時の売価は、
      レザーバンド 64ドル
      ブレスレット 71.5ドル
    当時の米国メーカーのエントリーモデルが、おおよそ25ドルです。
    その下にスイス・マイナーネームの製品が20ドル弱でうじゃうじゃとあり、中には10ドル切るものも多くありました。
    ハミルトンの最高級品は当時100ドルくらい。
    金無垢(14金)仕様で150ドルから200ドル。
    ケース素材によらず米国メーカー製で当時50ドル超えれば高額商品です。
    1950年には既に米国の労働賃金高が世界一になっていました。


    ハミルトン "Gary" (ゲイリー)には、1951年ゲイリーと1962年ゲイリーの2種類のゲイリーが存在します。
    出品は1951年ゲイリーですね。
    同じ名前を持ってはいてもこの2種類に共通項はあまり認められません。
    しいて挙げれば両方手巻き式ということくらいでしょうか。
    他に1951年と1962年関連付ける要素は無し。
    モデルチェンジでも復刻盤でもありません。
    これはハミルトンで珍しいことではなく、私が知っている範囲4度同じ名前を登場させた商品もあります。それぞれ全然関連性なく。
    ネーミングに窮して過去の商品から持ってきたのか、過去売れたから新しい商品にその名前をつけたのか、謎です。解りません。

    掲載総合カタログの切り抜き(下)の中に、1951年ゲイリーと似た商品の "Ryan"(ライアン)というモデルがあります。
    ライアンは1952年モデルですから、このカタログは1952年のものです。(上は1951年)
    この両者はモデルコンセプトが近いため(デザイン的にも少し似ている)よく一緒に扱われることがあります。
    しかし例え一年であったとしてもゲイリーが早く、ライアンはゲイリーのコンセプトを発展させたものと位置づけできるのではないでしょうか。
    一年遅れてやってきたライアンにはゲイリー以上のモデルバリエーションを与えられました。
    ホワイトゴールド仕様のケースにブラックダイアル。バンド仕様を合わせれば8種類のバリエーションが最初から準備される力の入れ具合です。
    対してゲイリーはイエローゴールドの仕様しかありません。ブラックダイアルもなし。

    ゲイリーの悲劇? 全然。
    それはこのゲイリーがきっと証明してくれることでしょう。








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